南区O様邸 ~和風住宅~

今回は現在進行中の現場の状況をお知らせしたいと思います。現在本格的な和風住宅を建築中です。真壁和室の二間続きで親戚一同が集まる昔ながらの懐かしい住宅です。





和室の造作材には檜を使用しています。以前使用していた障子や襖を使用するので鴨居の内法高さが低く5尺8寸(1757mm/1尺303mm換算)しかありません。
現在の住宅では内法の標準が2mなので、それに比べるとかなり低く敷居を跨ぐ時には頭を少し傾げなければなりません。そんな動作から昔の実家を思い出しノスタルジーを感じました。
昔からあるようなものっていうのは多少不便であっても、そこに懐かしさを感じると心が穏やかになるような良さがあるように感じます。

また、建具以外にも色々と思い出の品々を再利用しているものがありまして無垢の長さ8mの檜の床板や床框、桐タンスの扉、化粧の梁等々ノスタルジーたっぷりの住宅になること間違いありません。





工事としては大変手間がかかり工期も必要となりますが、その分記憶に残る建物となりました。
現段階では木工事が完了し翌月から左官工事等の仕上げ工事に入ります。あと一ヶ月で竣工となりますが、私自身完成が楽しみですし、お客様が楽しみにされているのが何よりです。昨日まで丁寧な仕事をして下さった棟梁に感謝です。



****福岡の木造住宅はメイプルホームへ**** 20180115

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